1月1日

一年の簡単な振り返りと、それよりずっと長くなりそうな見に行った舞台のまとめとが、書きかけのままになっている。(書き終わらなかったのは、クリスマスのちょっと前から体調を崩していて、12月31日にようやく書き始めたから。)書きかけの振り返りを完成させるよりも、今やるべきことをやって手を動かしていたい気持ちのほうが強くて、あっというまに過ぎていった2022年締めのブログは果たしてそのうち書き上げられるのかどうか。

 

先月の研究進捗報告で明確になった今後の方針を、年末のうちにどんどん試してみたかったのにそうもいかなかったので、元旦も正月もなく1月1日から(とは言えのんびりとではあるけれど)取り掛かっている。

情報豊かな、時に美しい一次史料。それらに向き合う喜びに比べたら、有用な研究成果があがるかどうかなんて、そんなに大切なことだろうか。

フランスの劇場の十九世紀の公演録。155年前の元旦にはマイアベーアのオペラをやっていたらしい。同時期のある人物の手書きのノート。小文字のlをこういうふうに、Dをこういうふうに書く筆跡。

 

それからずっと後回しにしている語学。今年は「鬼神の形相で」伸ばしたい。鬼神の形相で、というのは、年末にたまたま聞いたtwitterスペース配信から出会った言葉。

語学にまつわるひとりごとが毎日ぼそぼそ溢れるようだといいな。今日のひとりごと:chanceの第一の意味は、英語では「チャンス、機会」だけどフランス語では「運、つき」。

 

名刺をいただくことが何度かあったので、名刺入れを買った。今年はこの子がいい感じに活躍するといい。