4月と5月

4月。授業初週の木曜日、コース図書室の机をはさんであちらとこちら、机上に展開される広漠とした構想に圧倒される。5日が2週間に、2週間が1ヶ月に感じられる刺激の多さ。たったひと月を生き延びるあいだに「まだ4月」「まだ4月なのか!」と何度も感じていた。疲れすぎて身体がフルーツ以外をあまり受け付けなくなったりもしていた。

 

どの授業も最初のうちは肩ならしの講義や自己紹介的な研究テーマ発表だったのが、5月に入って本格的にリーディングが始まり、発表担当の負担もふえた。加えてバイト事情が忙しかったことや、新生活に慣れてきたこともあり、4月のようにヒリヒリした気持ちでは過ごせず、忙しさに押し流されてあっという間に1ヶ月が過ぎた。進捗から言えばあまり褒められた日々ではなかったけど、たまたま同じ舞台を見た人がいたり、一緒に見に行く約束をしたり、気持ちは楽しく過ごしていた。

 

キャンパスに通う生活なら移動時間や空きコマで勉強できるし、ずっと家にいる生活でもタイマーをかけてたくさん勉強できる。ただその2パターンが混在している生活を乗りこなすのがとても難しい。ダラダラと長時間やればいいってものでもないし効率よく取り組むことはとても大事、でも勉強にかける絶対時間を確保するのも大事!、というのが去年の夏のテーマだったのに、この頃ほんとうに後者が忘れ去られてる。来月はそのへんのところを目標にしていこう。

 

 

なんだかうまく言葉のリズムが生まれないのだけれど、でも書き留めておかなければ、と、4月と5月。