過去のエントリーを読み返して、なんだかこのブログは自分が思うよりずっと素敵なものかもしれないと感じた。昔書いた文章を読み返せるのっていいことだ。ほんの数か月前の記事でも、忘れていた出来事、感情、気温がそこにある。その季節だけの、その時期だけの、もとより長く続くはずはない些細なルーティーンが記録に残っている。
8月31日、一日だけの夏休みをする。
バスに乗って神社に行き、バスを乗り継いでまた神社に行くだけの冒険。車で通り慣れている道でも、バスに乗ると知らなかった地名が耳に入るから楽しい。ちょっと休ませて下さいと挨拶をしてお寺の階段でメロンソーダを飲みながらバスを待ったり。久しぶりにフィルムをカメラにセットし、帰り道でちょうど使い切る。
カフェオレを淹れてずっと読みかけのままだったコレットを読み終える。ブログを書く。あっという間でたっぷりな一日。
昨日までの30日間、書くことはあまりない。時々なにもかもがイヤになりながら、なんとかかんとか机に向かい続けている。よく頑張っているほうだと思う。詳しいことは全部が終わってから書きたい。時間は、ダラダラしている頃の方が無限にあるように思えて、きっちり頑張り出すと急激に短くなる。とにもかくにも広い机とモニターを買わないとやってられないだろうと思い続ける日々。
八月が進むにつれて、自分の後ろに積み重なった日々が重くのしかってどんどん肩が凝るようだった。毎日を〈最初の一日〉のような気持ちで迎えられたらいいのにと思った。
明日から九月だ!新しい月の一日目、晴れやかな気持ちで勉強できますように。